投稿者: ASTRO-KT 日時: 2006年 10月 26日(木)
回答先: USGS SDDS Dataの取り込みについて 投稿者: CAPT_SUM 日時: 2006年 10月 25日(水)
>USGS SDDS (Seamless Data Distribution)からUS内の1秒(30M), 1/3秒(10M), SRTM-1(30M)およびSRTM-3(90M)の標高データが取れるようです。
これは面白いですね。標高データをBIL形式でダウンロードできるのですか。ちょっとやってみました。
で、結論としてはカシミールで必要なのは.BILと.HDRの2つのファイルだけです。ただし、読み込むためには.HDRに追加情報が必要です。テキストエディタで開いて、以下の情報を追加しなければなりません。(なお、//以下は私のコメントです。追加しないでください。)
NODATA -9999 // ここには海面の標高値を(m単位で)指定する
ULXMAP 140.00416666666666 // ここには左上メッシュの中心経度(単位は度)を指定する
ULYMAP 89.99583333333334 // ここには左上メッシュの中心緯度(単位は度)を指定する
XDIM 0.000833333333333 // ここには経度方向のメッシュサイズ(単位は度)を指定する
YDIM 0.000833333333333 // ここには緯度方向のメッシュサイズ(単位は度)を指定する
その上で、改行コードをCR+LFにして保存してください。これで、カシミールでBILを開けば正しく表示されるはずです。メッシュサイズは3秒メッシュなら0.000833333333333で良いですし、左上緯度経度はダウンロード時に表示される情報を書き留めておいて、それを記入すれば良いでしょう。(あるいはメッシュサイズの半分をプラスする必要があるかも??。)
ところで、NEDというデータはもしかしたらSRTMの欠落データ部を補完するのに使えるかも知れませんね。ただ、1/3秒データはいつも「該当するデータがありません」と言われてしまうのですよね・・・。データのカバー範囲を表示させて、データが存在するとなっている箇所を指定しているのですけど・・・。
どこか、ダウンロードできる箇所がありましたら教えてください。