投稿者: ASTRO-KT 日時: 2006年 10月 28日(土)
回答先: Re: USGS SDDS Dataの取り込みについて 投稿者: CAPT_SUM 日時: 2006年 10月 27日(金)
CAPT_SUMさん、こんばんは。
>USGS SDDSのデータをカシミールに貼り付ける時に表示測地系はWGS-84とすると上記の差異がでますが、表示測地系をTOKYOにするとUSGS SDDSとNASA SRTM-1はほぼ一致するようです。これは正しいのでしょうか?正しいとすればUSGS SDDS NED 1MINを使用するときは表示測地系をTOKYOにすることで対処すればよいのでしょうか?
すみません、ちょっと説明不足でしたでしょうか。変更するのは表示測地系ではなく、標高データの測地系です。
標高データの測地系を変更する方法ですが、USGS SDDSを開いた状態で、[編集]-[地図情報の変更]を選択してください。そうすると、さまざまな情報を設定するダイアログが出ます。
デフォルトでは測地系がTokyoになっているはずですが、USGS SDDSはWGS84という測地系に基づいたデータですので、ここをWGS84に変更してOKしてください。そうすると、北西方向への450m程度のズレは解消されるはずです。
(逆に言うと、カシミールがUSGS SDSSの測地系をTokyoであると認識していたために、CAPT_SUMさんがされたように表示測地系をTokyoにするとうまく合うように見えたのだと考えられます。)
ただし、それでも私が先に書いたように、NASA SRTMと比較すると緯度方向に1メッシュ分のズレが残るのです。この理由は未だに不明であります。
SDDSが1メッシュずれたデータをよこしてきているのか、それともカシミール側の読み込みの問題なのか、現在のところ分かりません。更なる調査が必要ですね・・・。
>1/3 MINのデータが引っ張り出せるAREAについてはもう少し探してみたいと思います。
恐らく都市部だろうと思うのですが、興味がありますので是非ともよろしくお願いいたします。