投稿者: ASTRO-KT 日時: 2007年 11月 17日(土)
回答先: Re: カシバードでの海面の標高 投稿者: ひさくん 日時: 2007年 11月 17日(土)
ひさくんさん、こんばんは。
私も「海面のせり上がり」が以前から気になっており、「地形」での海面設定値(以下、設定値と呼称します)を-1mにして(すなわちカシバードの海面標高値は-2mとなります)せり上がりが事実上現れない(目立たない)ようにしていました。
ひさくんさんの一連のご発言を参考に、改めて数値地図50mメッシュにて
A:設定値を-9mにしたカシバード画像
B:設定値を 0mにしたカシバード画像
を描画してみたところ、A,B両者とも海面標高値は-10mとなりますね。
これら2つの画像を見比べると、設定値を0mとした場合は、-10mの海面から0mの陸地まで、海水がせり上がっているように見えます。
まとめると、
1:設定値が0m以外のときは、海面標高値は「設定値-1」mとなる。せり上がりは無い。
2:設定値が0mのときは、海面標高値は-10mとなり、陸地0mまでせり上がる。
という挙動になっているようです。
ただ、それならば設定値を1mにすれば海面標高値は0mとなって万々歳か、というとそうではなく、こんどは1m以下の陸地がカシバード画像に表示されなくなってしまいます。
そんなわけで、冒頭に書いたとおり、私は設定値を-1mとし、低い陸地の表示とせり上がりの除去を(ある程度妥協して)両立させています。