マップカッタープラグインの使い方

sigmarion II
 マップカッタープラグインは、ノートPCやPDA機器などとの連携を目的として、カシミール上の地図の一部を切り出すためのプラグインです。

 現在対応しているのは、カシミール形式と、GarmapCE(Garmap2)*) 形式、SUUNTO社TrekManagerで使える形式の3種類です。

 切り出しは地図画像として切り出します。現バージョンでは標高データは付加しません。標高データが必要な場合は別途用意してください。
 切り出した地図は、BMP,2BP形式あるいはPNG形式にて保存できます。 また、16ビットから1ビットまでの減色が可能です。

 高品質の減色方式により美しく減色することができます。(ディザはかけません)

*)GarmapCEについて
 Fukuro氏作成の WindowsCE 用のフリーのGPS連携ソフトです。
 GPSと連携して地図上に現在位置を表示したり、軌跡を記録できます。カシミールとは、POTファイル経由でデータをやりとりできます。
 詳しくは以下を参照。
 http://www.catnet.ne.jp/fukuda/garmap/garmap.html

SUUNTO社 TrekManager
SUNNTO社のリストウォッチ用のPC処理ソフトです。
同社のホームページより無料で入手できます(日本語対応)。同社のリストウォッチ(X9など)からトラックデータやルートデータを転送できます。

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カシミールの地図を切りだそう

 それでは、実際にカシミールの地図を切り出してみましょう。


[選択範囲を決める]メニューで切り出す領域を指定する
 [編集]-[選択範囲を決める]を選択します。
 大きな範囲を切り出したい時は、縮尺の小さな地図(20万図や50mメッシュなど)に変えておいてから指定すると便利です。
 領域指定する際の地図と、実際に切り出す地図とは異なっていてもOKです。




切り出す範囲を選択する
 マウスをドラッグして切り出す範囲を選択してください。
 指定した範囲の設定は、名前を付けて保存し、あとから使用したり、修正することができます。下の方をご覧ください。



 範囲の指定中は、ステータスバーに画像のビット数に応じたファイルサイズの一覧が出ますので、参考にしてください。


切り出す地図を表示させる
 実際に切り出す地図を表示させます。
 領域指定した際の地図と異なっていてもOKです。
 縮尺が違う場合は変更しておきます。




出力先や形式などを設定する
 [ツール]-[マップカッター]-[切り出し]を指定します。
 続いて、出力するフォルダと形式などを選んでください。
 細かい設定は以下を参照してください。



出力設定の解説

●出力先フォルダ
 切り出した地図を出力するフォルダを指定します。
 GarmapCE形式の場合は、1フォルダに1つの地図しか保存できませんので、ご注意ください。カシミール形式の場合は[ファイル先頭文字]を変えることで共存可能です。

●出力形式
 カシミール形式とGarmapCE形式が選べます。

 カシミール形式の場合は、カシミールで読める形式になります。ファイル先頭文字列で地図を識別できます。また、ファイルを圧縮することが可能です。
 この形式では、カラーは8ビット以外は使用できません。

 GarmapCE形式の場合は、Fukuro氏作成のGarmapCEで読み込める形式にします。
 1つのフォルダに1つの地図しか出力できませんのでご注意ください。また、分割数は3×3以上にし、1枚の画像サイズは、使用機器の画面サイズの半分以上が必要です。

 また、GarmapCEでは測地系をデータと地図で別々に設定できないため、出力する地図の測地系を変更することができます。
 使用するウェイポイントなどのデータの測地系と合わせてください。

 SUUNTO社のTrekManager形式では、分割画像に対応していないので、1枚の画像で出力します。広範囲を指定するとメモリやディスクが足りなくなるのでご注意ください。

●ファイル種類
 カシミール形式の場合はBMPのみです。
 GarmapCE形式では、BMP, 2BP, PNG のいずれかを選択できます。

●カラー
 減色するカラーサイズを選択します。
 ビット数が大きいほどきれいになりますが、ファイルサイズが大きくなります。また、グレースケールにするとモノクロ画像にすることができます。ただし、16ビットではグレースケールにできません。

●分割数
 地図を分割する枚数を指定します。

 カシミール形式では、1×1以上であれば任意に指定できます。したがってあまり意味がありませんが、1枚のサイズが大きくなりすぎるとマップカッターの動作が重くなったり、メモリーエラーがでますので、1枚が1024x1024以内程度になるように分割してください。

 GarmapCE形式では必ず3×3以上になっている必要があります。その他はカシミール形式と同じです。

 PDA等の画面サイズがわかっている場合は、画面サイズを入力すると自動的に最適な分割数に設定します。ただし、GarmapCEでは1枚の画像が画面サイズの半分以上の大きさが必要ですので、それより小さくなる場合は、警告がでます。切り出す範囲を広げてください。(カシミール3D形式では関係ありません)

 SUUNTO社のTrekManager形式では、分割画像に対応していないので、常に1枚の画像で出力します。

注意
・カシミール形式の場合に、選択範囲の中央部が海の場合は、減色がうまくいかないことがあります。

・GarmapCE側の制限により、8ビット以下ではPDA機器で色が綺麗に再現されない場合があります。
 このときは、mapinfo.dat の最後の行が表示ビット数になっていますので、このビット数を以下のように増やすと綺麗になります。ただしGarmapCEのメモリ使用量が増えます。

  2以下はあまり効果無し
  4 → 8
  8 → 16


★切り出し範囲を保存する
 切り出し範囲に名前を付けて保存することができます。
 よく使う範囲や、一度指定した範囲をちょっと修正して使いたい時に便利です。

 保存したい範囲が選択されている状態で、[ツール]-[マップカッター]-[領域の選択と保存]を選択します。
 リストの<現在の選択範囲>を選択して[領域の追加]を押すと、現在の選択範囲を保存できます。この際、名前は任意に付けられます。
 保存した領域を呼び出すには、呼び出したい領域を選択してOKを押してください。地図上で範囲を修正することも可能です。



★(参考)パレットを選択する
 地図画像と合成している場合は、切り出す前に、標高データのパレットを専用のものに変えるとモノクロPDAなどで見やすい結果が得られます。



Windows CE マシンで地図を表示する
GarmapCE で地図を開く
 コンパクトフラッシュなどのメモリーカードに地図を出力すれば、そのままPDA機器に地図を持っていけます。
 あとは、WindowsCEマシンであれば、たとえば GarmapCE を起動して、[FILE]−[LOAD MAP]から Mapinfo.dat を指定すれば地図を開くことができます。


 GarmapCE の使い方については、下記をご覧ください。
 http://www.catnet.ne.jp/fukuda/garmap/garmap.html

カシミール3Dで地図を表示する
カシミール3D で地図を開く
 ノートPCなどのカシミールで地図を表示させるには、カシミール3Dへ地図ファイルをドロップすればOKです。
 ドロップする地図ファイルは、たとえば、map00000.bmpなどという名前の0が5つ続いたファイルです。


 ただし、この地図には標高データが含まれていませんので、別途50mメッシュの地図を用意して、[編集]-[標高データを重ねる]で標高データを付加する必要があります。

SUUNTO TrekManagerで地図を表示する
SUUNTO TrekManagerで地図を開く
 TrekManagerのフォルダ上で右クリックし、[地図の追加]メニューから、bmpファイルを選んでください。緯度経度は自動的に正しい位置にセットされ、カリブレーションの必要はありません。


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