ITAX-CFGPS

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Last updated 02.Feb,2002

ITAX-CFGPS 試用記

  (株)加賀電子様より、コンパクトフラッシュカードタイプのGPS、ITAX-GPSCFをお借りできましたので、まずはカシミールとの組み合わせで使用可能かを検証しました。

 結果としては、NMEAを吐き出してくれますので、問題なくカシミールでナビができます。ただし、 GARMIN や Sattelite-Navi のように、GPS側にウェイポイントや軌跡を記録する機能はありません。PCやPDAに接続して使用することが前提ですから当然ですが・・。カシミールと組み合わせて使用すれば、軌跡の記録、ウェイポイントの取得は可能です。

■1.外観

 外観はコンパクトフラッシュカードに三角形の黒いお山がくっついた形をしています。写真で見ると大きそうですが、隣の PCMCIA TYPE-II のアダプターカード(これは付属品ではありません)を比べて頂ければわかるように、かなり小さなものです。

 もともと、GFORTなどのWinCE3.0マシンに直接差し込んで使えるように想定されていますので、それなりの大きさに収まっています。

 ただ、やはり若干アンテナ部の突起、とくに高さが高いかな、といった感じはあります。

■2.PCへの接続

 使えるWinCEマシンは手元にないので、カシミールで使うことを想定して、WindowsMeマシンの SONY PCG-C1VJ に取り付けることにしました。

 コンパクトフラッシュタイプ(CF TYPE-II)ですので、CF TYPE-II から PCMCIA TYPE-II の変換アダプタが必要になります。今回、手元には CF TYPE-I 用のSanDisk製のアダプターしかありませんでした。

 写真でわずかにわかるかと思いますが、ITAX-GPSCF 側のカード部分が盛り上がっております。一方 SanDisk のアダプターカードは、CFカードの半分が隠れるくらいの覆いがついています。この覆いと ITAX-GPSCF の出っ張りがかち合ってしまうため、素直に奥まで差し込むことができません。

 今回は、多少無理して入れましたが、これですとPCから抜くときに、アダプターが膨張しているために、うまく抜けないことがあります。

 これは本来イレギュラーな使い方ですので、きちんと、CF TYPE-II から PCMCIA TYPE-II へのアダプターを購入すべきでしょう。購入の際には間違わないように気を付けないとまずいでしょう。

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