投稿者: 池のカモ 日時: 2010年 4月 03日(土)
1)ウェイポイントや地点名などいくつかは、作成結果をカシバードプレビューで確認できます。他方、可視マップについては、撮影実行をしないとカシバードでは結果を見ることができません。マニュアル『カシミール 3D Ver8.8 』、章10. 山岳展望の機能/可視データを使う 、項(3)3D可視マップの表示 に、『「撮影」すれば…』とあり、理解しました。が、ちょっと残念な気持ちも。
2)山にさしかかる前に、見晴らしのいい地点があるとデジカメで山容を撮影します。林道に入っても眺望のきく場所では稜線、峰、尾根、谷を写しながらの移動です。
山に入りますと、遠くからは緑が濃くひとつの山と見えていたのが大小ふたつの山の重なりであったりを知ることもあります。
3)帰宅後、件の遠景写真をPCモニターに(原画サイズ、あるいは拡大して)映し、ひとつに溶け込んで見えていた様子を仔細に見ますが、カメラの性能から限界があり、重なりが見分けられません。
4)そこで、カメラ位置からの可視マップを作成、しっかり確認します。しかし、3Dで見るにはプレビューを「撮影」せねばなりません。もし、カシバードのプレビューに可視マップの作図結果が反映されると、カシバードの高度、位置をさまざまに細かく連続して変えながら見ることができます。可視・非可視域の色分けから山腹の凹凸、山の重なりぐあい、ふかく分け入る林道の奥行きなどをふたたび「体感する」ことができ、数倍楽しむことができるだろうと思っています。
ご検討いただければまことに幸いに存じます。