投稿者: ポリゴン　　日時: 2006年 8月 07日(月)
回答先: 衛星写真の尾根と谷は、なぜ反転するのか 投稿者: すぺーすバトミントン　　日時: 2006年 8月 06日(日)

ロッキー山中Mt.Harvardで、尾根と谷の凹凸の逆転を確認しました。補色に反転すれば、尾根と谷が正常になるのを確認しました。ロッキー山中では、広くこの現象が起こるようです。また、ヒマラヤ山中でも確認しました。おそらく、森林限界以上の地表が、白っぽい土壌か、雪で被われている時に起こります。谷筋が森林になり、緑っぽい色になっている時、森林限界以上の白っぽい写り方との間で起こるようです。影のつく方向と、配色により、目の錯覚が起こると思います。

ミャンマーとチベット国境のMt.Hkakaboraziでも起こるかどうか試してみました。一目瞭然で、谷と尾根の凹凸が逆転しています。補色に反転させると、確かにマシになります。しかし、ロッキーのSawatch Rangeのようには、明瞭な補色の効果はありませんでした。補色で補正されるロッキーの谷と尾根の凹凸の逆転が、どこまで続いているのか、調べてみたいものですが、ヒマがないので、かなり広範囲とのみ言っておきます。

同様の質問がGOOの教えての地理カテゴリーに出ています。すでに回答が出ているようですが、配色による目の錯覚というだけで、いまひとつパッとしない回答かもしれません。（回答者が見ていましたら、失礼）

・・

>こんな反転写真、目が疲れて読めませんよ。
>わざわざ、画面をキャプチャーして、
>画像ソフトでネガポジ反転処理して見ています。
>反転処理すると、ばっちり、尾根と谷が出てきます。
>反転していると、何がなんやら、ワカリマセン。

このロッキーの例は、尾根と谷の凹凸が、正反対に逆転していますので、
この付近の地形が頭にない人は、
自分が、尾根と谷を逆に見ていることに気づかないと思います。
逆に見ていて、気づかない状態ですと、目は疲れません。

>これ、どうして、反転するのですか。
>考えたのですけど、よくわかりませんでした。
>地図好きのかた、この問題、解いて下さい。

影の角度ではなく、
gooの回答者の言うとおり、配色による錯覚説を支持します。

>対策は？

補色で直るものは、応急的に、それで我慢するしかないのでは・・・