5.3 マークとジャンプ

 地図の上にマークを付けて、そこへジャンプすることができます。

(1)マークを付ける

 マークしたい位置へマウスを動かし、右クリックメニューで[位置のマーク]を選択するとマークできます。プロパティが出るので、[データの名前]にマーク位置のコメントを入れます。

 また、[ジャンプ]-[現在位置をマーク]のメニューでもマークできます。このときは、現在の表示の中心がマークされます。

(2)ジャンプする

 マークした位置は[ジャンプ]メニューに登録されますので、ここから選択すると、マークした位置にジャンプすることができます。
 または、地図上で右クリックして[ジャンプ]メニューを選択してもOKです。
 [ジャンプ]メニューは[ジャンプ編集]で編集できます。

(3)ジャンプ編集

 ジャンプ編集では、ジャンプのリストをツリー構造で編集できます。
 項目の上で右クリックするとメニューが出ますので、カット&ペーストで項目の移動、フォルダの作成、新規ジャンプの作成ができます。
 フォルダの下に移動するときは、フォルダを作り、フォルダをダブルクリックで開いてから移動したい項目をフォルダの上でペーストしてください。
 フォルダを開かないでペーストすると、フォルダの上の階層にペーストされます。

(4)ジャンプのプロパティ

 ジャンプ編集で右クリックから[プロパティ]を表示させることができます。
 このプロパティには次のオプションがあります。これらのオプションは地図のアイコンのみで有効です。
 

(a)位置を変更しないで地図のみ切り替える

 現在の位置を変更しないで、別の地図に切り替えたいときにチェックします。

(b)地図を切り替えないで位置をジャンプする

 ジャンプではデフォルトで地図も一緒に切り替えますが、これをチェックしておくと、地図は切り替えず位置だけがジャンプします。

(5)縮尺の切り替え

 ジャンプメニューに縮尺の違う地図を登録することで、縮尺を切り替えられます。
 登録は、登録したい地図を開いておき、(1)のマークを付ける操作をします。すると、プロパティが出ますので、下の方の[オプション]の[位置を変更しないで地図のみ切り替える]をチェックして、[地図を切り替えないで位置をジャンプする]のチェックをはずします。
 これで、同じ位置で地図を切り替えて使うことができます。

 オンライン地図など、縮尺に対応した地図では、縮尺メニューが使えます。


[前のページ] [目次] [次のページ]