2. データの使用法


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■地図の開き方

 変換済みの地図は[ファイル]-[地図を開く]から[基盤地図情報(標高)]のカテゴリから開きたい地図を選択するだけです。

■地形の強調

さらに陰影を強調するとはっきり浮かび上がってきます。
[表示]-[表示の設定]から[地形表現]を選びます。



[陰影の強度]のバーを右いっぱいにしてください。
こうすると、微地形が浮かび上がってきます。
また、[地形表現]で[レリーフ]→[傾斜優先]にしてみると、さらに細部の構造がわかります。レリーフの変更は右側の[地図表示]パネルからも可能です。

次の「標高の強調」の変更でも強調ができます。

■標高の強調

「標高の強調」により、見かけで標高を強調したように地形を強調できます。(実際の標高値は変化ありません)

[表示]-[表示の設定]から[地形表現]を選びます。



  • [なし]を選んだ場合は、通常の表示になります(強調無し)。
  • [2倍]〜[100倍]にした場合、その倍数だけ標高を強調した表示になります。
    山地の表示(10倍)


カシバードでの表示
カシバードの場合は[設定]-[描画の設定]で高さ強調をすると、同じ効果が得られます。

[標高強調]は右側の[地図表示]のパネルからも呼び出せます。

■パレットの設定

 東京など平野部の微地形を観察したい場合は、上記で標高の強調を10倍にした上で、[表示]-[パレットの選択]「数値地図5mメッシュ用」を選ぶと、地形がよくわかります。


■5mフォーマットの変更

Ver1.5.0から5mメッシュのフォーマットが新しくなりました。
構成されるファイル数が100分の1になったほか、読み込み速度も速くなっています。
Ver1.2.0以前の基盤地図情報プラグインで作成した5mメッシュに、新しい地域を追加しようとすると、フォーマット変換の案内が出ますので、変換してください。
変換しないと、新しい地域は追加できません。

また、変換を手動で開始したい場合は、[ツール]-[基盤地図情報(標高)]の中の、[5m標高(拡張)のフォーマット移行]または、[5m標高のフォーマット移行]を選んでください。

フォーマット変換は一度行えばOKです。
5mメッシュのデータ数が多いと、変換に時間がかかります。空き時間に実施してください。時間がない場合はキャンセルして、やり直すこともできます。


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