10. 山岳展望の機能/可視データを使う 

 
 計算した「可視データ」を眺めるときには、次の方法で可能です。
 なお、地形データがなくても見ることは可能です。
 

(1)「可視データ」の読み込み

 [ファイル]-[可視マップ]-[可視データを開く]を選択するか、ボタンを押して、読み込みたい可視データファイルを選択します。
 ファイルが読み込まれますと、「可視マップ」を表示します。
 デフォルトでは地図上に紫色で着色された部分が、該当する山が望める地域を示します。これを可視エリアとか可視域と呼んでいます。
 可視エリアの色は[表示]-[表示の設定]で変更可能です。

 表示された「可視マップ」は、マップの中央の部分が見えています。大きな可視マップではデータが無い部分になることもありますので、適宜スクロールバーで位置を動かしてください。

 また、表示倍率を変えるには、地図上でマウスを右クリックして[地図表示]-[拡大]または[縮小]を選択し、拡大・縮小したいところで左クリックすると拡大・縮小します。
 マウスの移動中に右クリックをすると、拡大・縮小倍率を変更できます。
 

(2)可視データを閉じる
 「可視データ」の表示をやめて、地図データだけの表示にするには、[ファイル]-[可視マップ]-[可視データを閉じる]を選択して下さい。
 
(3)3D可視マップの表示
 可視マップを鳥瞰図に表示できます。
 (1)の可視マップの読み込みか、可視マップの計算を行います。

 カシバードを立ち上げて、[設定]-[風景の設定]を選択し、[詳細]を押して[マッピング]のタブで[可視マップをマッピングする]をチェックします。
 そして「撮影」すれば、鳥瞰図や風景に可視マップをマッピングできます。
 可視域の色は、地図と同じ色のほかに独自色も設定できます。
 なお、[(高速)標高色分け・ポリゴン]のシーンではマッピングできません。
 


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