13.14  フォーカスの設定

 カシバードでは、本物のカメラのようにフォーカス(ピント)の機能があります。
 この機能が必要ない場合は、常にすべての風景にフォーカス(ピント)が合うように設定されます。

 フォーカスの設定は、カシバードの左側にある「フォーカスバー」で行います。または、[設定]-[カメラの設定]でも設定できます。
 

(1)フォーカス機能の切り替え

 フォーカス機能を有効にするかしないかの切り替えは、フォーカスバーの[A/M]とかかれたボタンを押して、[MF]という表示にすればOKです。[MF]はマニュアルフォーカスの略です。
 反対に、フォーカス機能を無効にするには[AF]にすればOKです。
 [設定]-[カメラの設定]で設定するには、[ピントを有効]のチェックボックスをチェックします。

 フォーカス機能を有効にすると、描画に時間がかかります。必要のないときは無効にしてください。

(2)フォーカス(ピント)距離の設定

 フォーカス(ピント)を合わせる位置を、カメラからの距離で設定します。
 フォーカスバーの場合は[ピント]のスライダーで、[設定]-[カメラの設定]の場合は[ピント距離]で設定します。

 もう一つの設定方法は、フォーカスバーの十字形のマークを、画像の上にドラッグすれば、その位置にフォーカスが合います。これを無効にするには、[ピント距離]のスライダーを動かせばOKです。

(3)被写界深度

 フォーカス(ピント)の合う範囲を指定します。
 大きくすればピントの合う範囲が広くなって、ピントの効果は薄くなります。
 


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