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#16062 KML出力についての要望

投稿者: けんいち  日時: 2018年 10月 10日(水)

■要望:KML ファイル出力の仕方を地理院地図でもラインの色や太さを反映するような方式に変更してほしい

■理由:
Kashmir3D でトラックを KML 形式でのファイル出力をし、そのファイルを地理院地図で表示させると
Kashmir3D のラインの色や太さの指定が無視されて、すべて水色で同じ太さになってしまう。
同じファイルを Google Map で表示すると、Kashmir3D と同じように表示される。地理院地図がおかしい?

規格を調査したら KML でのラインスタイルの指定の仕方には2通りの方法があることがわかった。
KML 2.2 の規格(OGC 07-147r2) p23 から
●inline style
Placemark の子要素として Style を用い、さらにその子要素で LineStyle を指定
●shared style
Document の子要素として Style を用い、さらにその子要素で LineStyle を指定
Style の id 属性にラベルをつける。
Placemark の子要素として styleUrl を用いて id のラベルを指定する

Kashmir3D で生成されるファイルは、inline styleの指定になっている。
このファイルを地理院地図に読み込ませてから地理院地図の機能で KMLファイルとして出力すると
shared styleの指定になっている。

Kashmir3D で生成された inline style ファイルをテキストエディタで shared styleの表現に書き換えると
地理院地図でも Kashmir3D と同じように表示された。

結論として、地理院地図は shared しか対応してなくて、inline の指定は無視するようだ。

山行記録であるトラックを Kashmir3D を持っていない人、使えない人に見せるときに
地理院地図にドラッグ&ドロップの操作で簡単に表示できる KML ファイルはとても便利なものです。
エディタで書き換えずにそのまま簡単に Kashmir3D と同じような表現にできるとうれしい。

本来は地理院地図側の問題だが、地理院地図が両方の方式を受け入れなければいけないと
主張するのも難しいので Kashmir3D 側でなんとか対応できないものだろうか。


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