投稿者: shintok 日時: 2011年 11月 09日(水)
Linux上でwineでカシミール3Dが使えるかどうか、比較的新しいマイナーな(?)ディストリビューションで確かめてみました。起動するかどうか、また日本語入力に不具合があるかどうかにポイントを絞りました。
[起動し、日本語入力もできる]
xubuntu10.04
LinxMint9
kanotix2010
PinguyOS11.04
BodhiLinux1.1
[起動するが、日本語入力に不具合がある]
knoppix6.4.4
Parsix3.7
CrunchBang10
Debian6.0.1
[起動するが、日本語表示が文字化け]
PCLinuxOS2010gnome
[起動しない]
LinuxMintDebian201109
・日本語入力の不具合とは、かな漢字変換して確定すると、入力ボックスから消えてしまうという現象。端末やエディター上で変換したかな漢字をコピー&ペーストで入力することは可能。
・PCLinuxOSでは、メニューやメッセージがすべて文字化け。カシミール3Dを使い慣れていれば、記憶と勘に頼って使えるだろうが、普通の人は使うのは無理。
・LinuxMintDebianはインストールは出来るのだが、起動しようとするとOSが「起動できませんでした」というエラーメッセージを出す。
以上すべて端末で wine kas893sp.exe としてインストールしました。
インストール時にはxubuntu10.04とLinuxMint9だけは日本語メッセージが読めますが、他は日本語が表示されません。インストール後はPCLinuxOS以外は日本語が表示されます。